悩み・症状別
By cincerns and symtoms
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咳(せき)は、体がのどや気管(きかん)にある異物やばい菌を出そうとしている反応です。人と同じように、犬や猫も咳をすることがあります。でも、咳が長く続いたり、苦しそうだったりすると、病気がかくれていることもあるので注意が必要です。
咳の種類 | 説明 | よくある原因の例 |
---|---|---|
乾いた咳 | コンコン、ケンケンと音がする。のどがからからのような音。 | 気管支炎、気管虚脱(犬)、感染症 |
湿った咳 | ゴホゴホ、ゲホゲホ。タンがからんでいるような音。 | 肺炎、僧帽弁閉鎖不全症などの心臓病、肺 水腫 |
吐くような咳 | えづいたり、吐くような動きの咳。 | 気管やのどの病気、胃からの逆流、 アレルギー |
夜や運動後に出る咳 | 安静時は大丈夫だけど、夜や運動のあとに咳が出る。 | 心臓病や気管の病気 |
咳の様子を観察する際、以下のポイントに注意しましょう:
以下の症状が見られる場合は、早急に動物病院を受診してください:
軽い咳が数日続くものの、食欲や元気が保たれている場合は、様子を見れることもあります。ただし、症状が改善しない場合や悪化する兆候が見られた場合は、できるだけ早めに受診することをお勧めします。
また、当院では循環器の専門医による診療も行っております。循環器に関する病気や専門医による診療に関しては、専門科ネットワーク・心臓病ページをご覧ください。