山崎どうぶつ病院

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イメージ神経病NEUROLOGY

神経科は脳・脊髄といった脳や脊髄、神経系の病気(神経疾患)と、筋肉や末梢神経の病気(神経筋疾患)に対応する診療科です。
椎間板ヘルニアをはじめとした脊髄の病気に対する外科治療やリハビリテーションを取り入れた保存療法、てんかんや水頭症といった脳の病気に対する治療を行っております。

担当医

イメージ織間 博光おりま ひろみつ

  • 日本獣医生命科学大学名誉教授

主な眼科疾患

てんかん

てんかんは、犬でよく見られますが、猫では稀な脳の病気です。
普段は普通の生活をしているのに、突然、全身のけいれんや体の部分的なけいれんなどの発作が起こる慢性病気です。そのため、てんかん発作は繰り返し起こります。

原因

脳の細胞での電気信号が突然放電することによって起こります。
なぜ、脳の細胞での電気信号が、なぜ突然放電するかは分かっていません。
てんかんは、大きく先天性のものと後天性のものがございます。
先天性の場合は、4歳までに症状が見られ、4歳よりも後に症状が見られる場合は後天性と言われております。
また、雑種を含む殆ど全ての品種で起こります。

症状

けいれんが主な症状です。
発作を起こした時に、行っていただきたい事は3つです。
1つ目は、「飼い主様自身が、深呼吸して落ち着くこと」です。
ワンちゃんにとって、飼い主様はリーダー的な存在です。ワンちゃん自身でも突然のけいれんに驚いたり、不安を感じたりしている中で、飼い主様が大声を出したり動転している姿を見てしまうと、更に不安を感じてしまう恐れがございます。そのため、飼い主様自身が深呼吸などして落ち着く事が、ワンちゃんにとっても安心感を生む事に繋がります。

2つ目は「動画を撮ること」です。
けいれんしている姿を見ることで診断や治療方針を決める際の参考になります。
そして、けいれんを起こす前の状況や治まった後の様子を覚えている範囲でメモしておいてくださると、より良いです。

3つ目は、「次の発作を抑えること」です。
一般的に、てんかんによる、けいれん発作は、長くても2分と言われております。
けいれんが2分以上続いている場合は、次の発作が繰り返し起こっている「重積状態」という緊急処置が必要な状態です。後遺障害を防ぐためにも、すぐに病院に連絡し、緊急で受診するようにしてください。

治療

病気を治すものではありません。その代わり、てんかんの回数や間隔、その激しさを減らすことによって症状をコントロールしてやります。

椎間板ヘルニア

脊椎の間でクッションの役割をしている椎間板が、神経を圧迫・障害することで痛みなどを起こす病気です。ダックスフントなどの犬種で多く発症することは有名だと思います。
発生部位は胸や腰が最も多く、頸部に発生するとされています。

原因

主に、椎間板が、神経を圧迫・障害することが原因です。
階段の上り下り、滑りやすい床で激しい運動を行ったり、肥満などが椎間板ヘルニアのリスクになると言われております。

症状

軽い物は、痛みです。
それより進行したものになると、不全麻痺(ふらつく、立てない、歩行できない)、排便や排尿の麻痺、食欲低下や震えなどです。

脚の麻痺の出方は、ヘルニアを起こしている場所によって異なります。
頸椎であれば、前脚、後脚の両方で起こり、頸椎より後ろ側だと、後脚のみになる場合もございます。運動が出来なくなったり、頭を下げたままだったり、上目遣いする事もある場合もありますので、普段の様子を注意してみていただくと良いです

そして、がございます。
排便や排尿の麻痺に関しては、自分自身でコントロールが出来ないため、便や尿を漏らしてしまったり、もしくは出せなくなってしまったりが起こります。
特に出せなくなってしまった場合は、尿毒症や膀胱炎など腎臓病などにも繋がりますので、ご注意ください。

治療

内科療法と外科療法があります。
内科療法では絶対安静が必要になります。安静にしながら痛みや炎症をケアしていきます。 外科療法は、症状が酷い場合や内科療法で完全に治療しない場合に行います。
脊髄を圧迫する脊椎の一部を削り取るような手術になります。